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里山十帖のレセプション棟は築後150年を経過した古民家です

里山十帖のレセプション棟は築後150年を経過した古民家

里山十帖のレセプション棟は築後150年を経過した古民家。この地域でも貴重な「総欅(けやき)、総漆塗り」という豪壮な民家を利用しています。天井高は10メートル。3階建てでも不思議ではない、開放的な吹き抜け空間が広がります。
リノベーションのテーマは「昔から同じであったかのように」。どこをどのように改装したのかわからないくらい、自然に馴染むことをテーマにしました。実は床・壁・天井とほぼすべて変わっているのですが。そして全面リノベーションした空間には、世界の著名デザイナーの家具を配置しました。
「なぜ、西洋の家具?」というご意見もいただくのですが、それは古民家にまだ住む方々に、古民家がいかに素晴らしいデザイン住宅なのかを知っていただきたいから。
この太い梁や柱は、豪雪地という特殊気象の地だからこそ。しかも複雑に組まれた梁や柱には一本の無駄もなく、すべてに力がかかっています。現在のように詳細な図面もなければ、構造計算もありません。棟梁の感で建てた無駄を削ぎ落とした空間。これこそが人間の知が詰まった、究極のデザイン住宅です。
「古民家を守ろう」と言うのは簡単ですが、実際に住んでいる方にとっては「暗くて、寒くて、辛気くさくて」というのが本音。「一生に一度はソファやベッドのある暮らしがしたい」が古民家を壊す理由だったりするのです。
それらの問題点を解決する提案がなければ、壊してしまうのも当然。そして実際に、今日も魚沼・新潟では古い家が壊されているのです。
里山十帖のレセプション棟は「暖かくて、暖房効率もけっして悪くなく、しかも世界に誇れるデザイン住宅」。
都会に住んでいる方だけでなく、ぜひ新潟や地方部に住んでいる方にもこの空間を体験していただきたいと思っています。

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