blog
6月はイベント目白押し!
里山十帖の「十帖」とは「10の物語」という意味。10の中には「集う」というテーマもあって、開業からさまざまな「集う」イベントを行ってきました(多い年は年10回!)。そして今回、久しぶりに「SATOYAMA COMMONS」のタイトルを冠したイベントを、6月12日、13日に開催します!
今回のテーマは「果たして地方のファインダイニングはなにを目指すべきなのか?」そして「そもそもファインダイニングとはなんなのか?」を考える会。
北海道の余市から『SAGRA』の村井 啓人シェフと、能登半島の輪島から『L‘Atelier de NOTO』の池端 隼也シェフをゲストに迎えて、行き過ぎた資本主義社会と消費社会に飲み込まれないために、地方のレストランはなにを考え、どう行動すればいいのか? 参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。
今回は宿泊者限定の会ですが、ぜひご参加いただければ幸いです。
以下は3人のシェフからの告知とイベント概要です。
ーーーーー
【6月12・13日 限定】SATOYAMA COMMONS 2023 [1泊2食]
ー 野生を呼び覚ます料理。人と自然とのつながり ー
ゲスト:村井 啓人『 余市 SAGRA 』 池端 隼也『 L‘Atelier de NOTO 』
+ 桑木野恵子『里山十帖』
「食」と「環境」を視点に行う『SATOYAMA COMMONS 2023』。「野生を呼び覚ます料理。人と自然とのつながり」をテーマに、各地域の風土・文化・歴史に根ざしてその環境に向き合っている3つのレストランによるコラボレーションイベントが、いよいよ受付開始になりました。
現在3人のシェフは、どのような構成でテーマを表現するか日々打ち合わせを重ねています。6月12日、13日の2日間限定開催。3人のシェフが全神経を注ぐ料理をぜひお楽しみください。
※料金には1泊2食の宿泊代と夕食時のドリンクペアリング代(アルコール or ノンアルコール)が含まれます。
※通常より1時間早い14時からのチェックインです。早めにチェックインして、15時30分からのツアーにぜひご参加ください。
※コラボレーションディナーのため、細かなアレルギー対応や苦手食材の対応はできませんのでご了承ください。
※2夜連続でのご参加・ご予約はご遠慮ください。
※客室を含め、全館禁煙です。
ご予約はコチラから。
皆様のお越しをお待ちしております!
「鯉のぼり」はお好きですか?
この季節の行事、端午の節句といえば「鯉のぼり」。茨城県の竜神峡や熊本県の杖立温泉など、たくさんの鯉のぼりが舞うお祭りは全国各地にありますが、南魚沼にも知る人ぞ知る観光スポットがあります。その名も「滝谷農村公園 鯉のぼり」。
泳いでいる鯉の数は100匹程度。これだけ聞くと、有名観光地に比べて少々物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、滝谷農村公園の凄さはその景観。残雪をたたえた巻機山(日本百名山です!)をバックに泳ぐその光景は、想像以上に優雅で華麗。雪国ならではの絶景を作り出しています。
どうやら今年は、5月7日(日)までこの景観が楽しめるようです。「滝谷農村公園」は、関越自動車道塩沢石打インターから車で20分。駐車場もありますので、里山十帖にお車でお越しの方は、ちょっぴりドライブにも最適です。残雪と新緑が一度に楽しめるこの季節に、ぜひ雪国の鯉のぼりを見に来てくださいね。
https://niigata-kankou.or.jp/event/3909
カタクリの花が見頃です!
関東や西日本のカタクリ群生地では遊歩道の脇にロープが張られ、日曜日には「道からそれないでくださ〜い」なんてメガホンで係員が叫んでいたりしますが、新潟の群生地にはロープもなければ係員もいません。
関東や西日本と比べてはるかに群生規模が大きく、地元の人にとってカタクリの花は「どこにでも咲いている花」なのです。ということで、宿の周辺でもカタクリは見られますし、群生地といわれるところでは一面のカタクリの花を見ることができます。
なかでもこの時期におすすめなのが、「湯沢中里 カタクリの里」。南魚沼の群生地でも比較的遅い時期に満開を迎え、4月下旬〜5月中旬にかけて約500mの遊歩道がカタクリの花で覆われます。写真はまさに本日の様子。とくに遊歩道の一番奥へ進んだ辺りでは、上下左右と一面の鮮やかな花々に囲まれ、まさに春爛漫な景観を楽しめます。
「湯沢中里 カタクリの里」は、関越自動車道湯沢インターから車で15分。JR上越線「越後中里駅」から徒歩で5分と、アクセスの良さにも人気があります。ぜひ新潟・南魚沼へカタクリを見に来てくださいね。
https://niigata-kankou.or.jp/spot/12462
【里山十帖 空室情報】
本日〜4/28までは、平日にぽつぽつと空室があります。そしてGWは、里山十帖本館は満室ですが、THE HOUSEに若干の空室が出ています!ぜひこの機会をお見逃しなく。
・THE HOUSE [IZUMI]:4/30(日)、5/7(日)
・THE HOUSE [SEN]:4/29(土)、5/6(土)
※2023年4月22日時点の空室情報です。
桜が満開です!
「今シーズンは雪解けが本当に早いです」とお伝えしたばかりですが、桜の開花もやっぱり早め。南魚沼の桜名所はもちろん、里山十帖周辺でも見頃を迎えています!
ちなみに南魚沼市の桜名所といえば、六日町の銭渕公園。毎年この時期に開催される「観桜会」では、日没後〜21時まで、期間中は毎日ライトアップも行われます。
里山十帖から銭渕公園までは、車でおよそ20分。夕食を17:00の回でお召し上がりいただければ、20:00頃には余裕で現地に到着。たっぷり1時間は夜桜見物を楽しめます。
今年の「観桜会」は4月8日(土)〜4月23日(日)。満開の桜をぜひ見にきてくださいね。
【銭淵公園 観桜会】
https://muikamachi.jp/info/muikamachi-sakura/
【里山十帖 空室情報】
「観桜会」期間中の土曜日、本館は全て満室ですが、THE HOUSE [IZUMI]は4/22(土)の1日だけ、キャンセルによる空室が出ています!
なお、本館含めて平日にはポツポツと空室がありますが、4/10(月)、4/16(日)、4/24(月)-25(火)には、なんと一番人気のお部屋301にも空室が出ています!この機会を逃すと、次の空室は6月以降。ぜひこのチャンスをお見逃しなく。
※2023年4月9日時点の空室情報です。
いよいよ3月末。いきなり春です!
今シーズンは雪解けが本当に早いです。特にこの1週間であっという間に溶けました。里山十帖周辺もほとんど雪がありません。
今年の山菜料理は例年より3週間ほど早く、4月中旬から5月中旬までがベストのような気がします。
そんな里山十帖の山菜料理は、その日に採れる山菜を丁寧に下ごしらえして、それぞれの味を生かすようにギリギリの塩分を加えて料理しています。
もちろん調味料はすべて無添加・天然醸造。本当に美味しい調味料でないと、天然の味は活かせません。
地味だけど「滋味」。最初は薄味に感じるかもしれませんが、舌が慣れてくるほどに「山の力」を感じていただけると思います。
ぜひ春の里山十帖をお楽しみください。
【空室情報】
今年の山菜料理がピークを迎えそうな4月中旬〜5月中旬には、平日を中心にまだまだ空室があります。
また気になるGWについては、1〜2部屋ではありますが、ポツンと空室が出ています。
南魚沼の桜開花はこれから。そして涙が出るほど美しい新緑も始まります。ぜひこの機会に、春の里山十帖へお越しください。
※2023年3月30日時点の空室情報です。
Best Chef & Restaurant 100 受賞!
ヒトサラ「Best Chef & Restaurant 100」。今年も里山十帖&桑木野恵子が、この栄誉あるアワードに選出されました。そしてさらに嬉しいのが、今年は100軒のうち19軒以内になる「2トック」に選んでいただいたこと。尊敬するAiDAの小林寛司シェフやRYUZUの飯塚隆太シェフ、石かわの石川秀樹シェフと同じ2トックを頂戴したことについては、嬉しいことはもちろんですが、それ以上に恐縮するというか、畏れ多いご評価で身が引き締まります。
このアワードは、シェフがシェフに投票するという仕組み。2トックは10人以上19人未満の推薦に与えられるそうですが、桑木野を推薦していただいた10人以上のシェフには感謝しまありません。本当にありがとうございます。
里山十帖はもうすぐ開業8年を迎えます。開業前から里山十帖のキッチンに入り、毎年少しずつ、新潟・魚沼の風土・文化・歴史を学んできた桑木野。山菜も、野菜も、採れるのは一瞬。山菜はもちろん、ほとんどの野菜の旬は1週間以内で、当然ながら料理は絶えず変わっていきます。いわゆるシグニチャーはありませんし、そもそも作れないのが里山十帖の料理です。
キッチンにある食材が毎日違うので、料理の完成度という視点で見れば決して高いとは言えないかもしれません。でも里山十帖では「それでいい」と思っています。というより「そのほうがいい」と思っています。食材を固定して完成度を上げるより、季節とともに、素材に寄り添い、その声を聞き、その日、その時を料理で表現していく。それこそがローカル・ガストロノミーであり、「生きていくための食」の本質に近いと考えています。
とはいえ、わざわざお越しいただくお客様には、申し訳なく思うこともあります。当然ながら日によって、料理にばらつきがあります。食材同士がバシっとはまる時がある一方、ズレる時もあります。毎日異なる食材をどのように組み合わせ、またどのような料理をどの順番でご提供するのか? 桑木野だけでなく里山十帖のキッチンスタッフは、毎日食材と料理のテトリスをやっているようなものです。
お客様に約束できるのは、「今年より来年、来年より再来年、新潟・南魚沼の気候・風土・文化を学んで料理に活かす」こと。その延長線上に味の向上があると考えています。
昨年からたくさんの評価をいただき、本当に感謝しております。今後とも里山十帖と桑木野恵子をよろしくお願い致します。
雪国の絶景が始まります!
冬の里山十帖。露天風呂からの景色はまさに絶景です。今シーズンは昨年よりも降り始めの雪が少なく晴れ間も多い印象ですが、土日からは雪予報。23日は晴れ間も覗かせるようですが、週末以降には1メートルを超していることを期待!いよいよ里山十帖で最高の季節が始まります。
「里山十帖、行きたいけれど、いつが一番いいですか?」と聞かれた時、初めての方には「山菜づくしの春がいちばん」とお答えすることが多いですが、その次は「何もない冬にぜひ」と真冬をおすすめしています。
雪に包まれた里山十帖は静寂そのもの。雪がすべての音を吸収するので、外を散歩すると風の音しか聞こえません。
そしてすべての食料が数メートルの雪の下に埋もれてしまう季節、里山十帖の夕食は「発酵食・保存食」一色に変わります。本当に茶色っぽい一色。地味と言えば本当に地味なのですが、雪国ならではの滋味を味わっていただくにはこの季節がいちばん。真冬は山菜シーズンに続いて、リピーターが多い時期なのです。
里山十帖は真冬でもスキー&スノボをしない方が9割。ほぼ全員が「雪を見に」「雪の上を歩きに」いらっしゃいます。ぜひ雪に覆われた新潟・南魚沼へお越しください。
【空室情報】
なんと、明日22日と23日に直前キャンセルによる空室が出ています!
24日より年末年始5日まで満室なので、年内はまさにラストチャンス。また年明け11日以降は週末を中心に予約が動き始めました。ぜひこの機会をお見逃しなく。
※2022年12月21日時点の空室情報です。
冬支度が始まりました!
この季節、里山十帖のキッチンは「猛烈に忙しい」時期。なぜなら雪がドサっと降るのはもう時間の問題。11月末から12月の初旬は「降ってしまったらできない仕事」がたくさんあるのです。
その一つが沢庵漬け。気温が高いと漬けた後にぬかが腐敗してしまうため、美味しく漬かりません。そこで例年ギリギリ遅い時期に漬けるのですが、そのタイミングは高い山々に雪が降ってから。
そして今年も、里山十帖でも干していた大根を木桶に漬けることができました。あとは無農薬の米ぬかと木桶に棲んでいる乳酸菌が美味しく育ててくれるはず。そして思うのは、山の空気で干した大根は格別に美味しく漬かること。たぶん、おそらく、山に棲んでいる天然酵母が干している大根の表面に付着しているからなのでしょう。里山十帖の沢庵は、味にかなり複雑味があります。
「風土に根付いたこの土地ならではの食を」。
里山十帖の冬は「発酵食&保存食」一色。色味は茶色く、地味なものばかりですが、食べることで、雪国の知恵を感じていただけると思います。
【空室情報】
今週金曜、12/9には、1部屋キャンセルによる空室が出ています!
また12/11〜22の期間は、平日を中心にわずかですが空室がございます。「全国旅行支援」も12/27まで延長決定。ぜひこの機会をお見逃しなく。
※2022年12月6日時点の空室情報です。
BEST VEGETABLES RESTAURANT 40位!
バルセロナで開催された「BEST VEGETABLE SRESTAURANT 2022」の発表。里山十帖の「早苗饗(さなぶり)」が40位にランクイン、同時にDISCOVERY AWARD 2022を受賞しました!! 応援頂いている皆さま、ありがとうございました!
世界47ヵ国を対象にしたランキング形式のアワード。海外で評価を頂いたことはもちろんですが、季節を料理してきたシェフの桑木野恵子にとって、このアワード受賞は「なによりも嬉しい!」そうです。
私たちが尊敬する「Villa Aida」の小林寛司シェフも14位にランクイン! 10日にはバルセロナのレストランとのコラボレーションイベントも開催されます。
このアワードを頂けたのは、本当に里山十帖を応援していただいている皆さまのおかげ。ありがとうございます!心から感謝します!!!
料理マスターズ、受賞しました!
第13回 農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」を、里山十帖の桑木野恵子(と全施設の全スタッフ)が受賞しました。里山十帖、そして自遊人の運営する各施設を応援いただいている皆さま、本当にありがとうございます。
里山十帖の開業は2014年5月。開業前から里山十帖、そして自遊人では、生産者との協働&共創、隠れた地域食材の発掘や勉強会の実施など、「新潟・魚沼の素晴らしい食文化を再興&再構築する」をテーマに掲げて、さまざまな活動に取り組んでまいりました。
料理マスターズは料理人を顕彰する制度なので受賞対象は桑木野恵子ですが、今回の受賞は、里山十帖、そして自遊人の全施設、全スタッフが上記に取り組んできた結果をご評価いただいたと考えております。
今年は本当にたくさんの賞をいただき、全施設のスタッフが自信を得ることができました。
これからも変わらず、全施設で、地域の風土・文化・歴史を料理に表現する「ローカルガストロノミー」を追求していきたいと思っております。里山十帖をはじめ、自遊人の運営する各施設にお越しいただいている皆さま、本当にありがとうございます!!
箱根本箱や松本十帖の料理も目指すものに近づいてきました。今後ともよろしくお願い致します!!
※農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」は、日本の「食」、「食文化」等の素晴らしさや奥深さ、更にはその魅力に誇りとこだわりを持ち続ける料理人を顕彰する制度です。生産者や食品企業等と「協働」し、地産地消や日本の食文化の普及をはじめとした様々な取組に尽力されている現役の料理人が顕彰の対象です。
1日限りで復活!「魚沼 食の学校」開催
松田美智子さんの最新刊『普段もハレの日も作りたい、家族が喜ぶ おすし』(文化出版局 )の出版に合わせて、ここ南魚沼で記念イベントを開催することが決まりました!
2017年にも好評を博した『Uonuma Kitchen「魚沼 食の学校」』が、2022年秋、1日限りで復活します。
家庭料理を通して日本の食文化を幅広く伝えている松田さん。当日は地元魚沼の食材をふんだんに使い、家庭でも作りやすく、食べやすいように工夫したおすし作りのデモンストレーションと試食が予定されています。年末年始に帰省してくる家族、久しぶりに会う友人たちと集う食卓に、大活躍すること間違いなし。みなさん、ぜひご参加ください!
—–
【 日時 】
2022年11月6日 (日) 10:30-13:30
【 開催地 】
八海醸造「魚沼の里」内 ブランドゥブラン 2階「ブランラボ」
【 定員 】
40名
※応募多数の場合は抽選になります。
【 参加費 】
お一人 3,500円 【税込】
※書籍「おすし」+試食材料費含む+お土産つき!
※当日の現金支払のみ
【 持ち物 】
ご参加にあたり必要最低限の物はこちらでご用意しております。
手ぶらでお越し頂いて結構ですが、書籍には載っていないレシピやコツもお伝えしますので、メモ用具やカメラなど必要に応じてお持ちください。なお、当日は写真撮影も可能です。
—–
【 申込方法 】
下記URLの申込フォームへご入力をお願いします。
お申込み後、info@satoyama-jujo.comからお申込み確定メールが届きます。万が一、届いていない方は、迷惑メールフォルダもご確認ください。
https://forms.gle/ECqyohUFe1hz6bKS7
※参加者1名に対して1回ずつお申込ください!(例:3名でご参加の場合、3回に分けて申込フォーム送信)
—–
【 問合せ 】
主催:雪国観光圏/雪国A級グルメ
協賛:株式会社自遊人 里山十帖
ML:info@satoyama-jujo.com
TEL:0570-001-810(12:00-17:00)
稲刈り、今年も無事に終了しました!
里山十帖の稲刈りは、毎年2週連続の開催。1週目は、東京で活躍する料理人さんを迎えての稲刈り。
こちらはスタートしてから早14年。里山十帖の開業前から続けているイベントなので、最近では「日常」になりつつありますが、今年も無事に終了。(同日開催でこちらも10年以上継続しているKIDS SAVERの稲刈りも終了しました)
魚沼のなかでも南魚沼産。南魚沼でも西山産。西山でもいちばん美味しいと言われるのが君沢、大沢、樺野沢のお米。本当に美味しい新潟のお米を知ってもらおうと14年前にこのイベントを始めたのですが(東京の料理人さんたちが「お米のことをちゃんと勉強しよう!」と集まったのですが、その際、発起人の神田裕行さんが「新潟に自遊人がある!」ということで、私たちがお世話をさせていただくことになりました)、思い返せばいろいろありました。
参加してくださる方々は、今でも「超凄いなぁ」という人ばかり。東日本大震災、コロナがありながらも、毎年、新潟に集まってくれるのは、本当に嬉しいことです。
さらに稲刈りのあとの食事会では新潟の料理人さんが集まって、新潟の味を披露。里山十帖だけでなく、十日町の「ゆげ」、新発田の「鮨 登喜和」、新潟市の「とりやきoniya」、南魚沼の「宮野屋」などなど、さらに青木酒造、加茂錦酒造、ジョークンビールラボにもお越しいただいて、新潟の味&酒を楽しんでいただきました。(そのほか、いつも恒例の新潟ワイン、新潟銘酒いろいろ)
そしてその翌週には、一般参加&お子様大歓迎の稲刈りイベントを開催。
稲刈りの前には里山十帖特製のおにぎり弁当を食べてもらうのですが、「やっぱり南魚沼の米は抜群ですね」「この米は湧水の味がしますね」「メザシと米の相性って日本人のDNAに響く!」などなど、お客さま同士でもお米や田んぼについての話題が次々に展開されていきます。
これも我々が考えている「リアルメディア」。言葉より体験、体感。美味しいお米を味わいながら、目の前の景色を眺めて、南魚沼の風土を体感してもらう。これはやっぱり、雑誌やパンフレットでは伝えきれません。
また今年は稲刈りのあとに、裏山の見晴らし台に特設の「刈り上げカフェ&バー」をオープン。毎年恒例となった中村さんのハチミツ搾りだけでなく、自家製スイーツやドリンクの提供、そして焚き火を囲んでの「焼き芋体験」も行われ、大人にも、子供にも、楽しい一日になったようです。
里山十帖では、来年も田植え&稲刈りイベントを行う予定です。そして毎年来てくださるお客様からは、「一般参加の回も、来年こそは食事会を復活させてほしい!」とのお声もいただいています。もちろんその想いは我々スタッフも同じ。さらにパワーアップしたイベントにしたいと思っていますので、ぜひ来年も!来年こそは?里山十帖の田植え&稲刈りイベントにご参加ください。
ーーーーー
【空室情報】
10月は平日も含めて空室が残りわずかとなっていますが、10/12、10/13、10/16には本館に1〜2部屋の空室が出ています!
また11月は、中旬から下旬にかけて平日を中心にポツポツと空室があります。
里山十帖の夕食は、もちろん「新米」の提供が始まっています。ぜひこの機会をお見逃しなく!
※2022年10月10日時点の空室情報です。
Best Vegetables Restaurantsに!!
里山十帖が『Best Vegetables Restaurants 』の「Discovery Awards」にノミネートされました!!
ゴ・エ・ミヨ オーストリアからの招聘に続き、本当に嬉しい知らせです。里山十帖を応援して頂いている生産者の皆さん、桑木野の料理を食べに何度もお越し頂いているお客様、本当にありがとうございます!!
『Best Vegetables Restaurants 』は世界46ヵ国前後の国を対象にしたレストランアワードで、2022年の「Discovery Awards」(注目のレストラン賞みたいなものですね)は世界13カ国からそれぞれ3つのレストランがノミネート。日本からは『FARO』『六雁(むつかり)』、そして『里山十帖』。2021年に受賞した『Tsu.Shi.Mi』は同時に世界ランキング41位に、2020年の『Inua』は37位にランクインしています。
「ミシュランの星も跳び上がるほど嬉しかったし、ゴ・エ・ミヨの評点やテロワール賞も心温まるコメントでしみじみ泣けちゃうくらい嬉しかったけれど、この『Best Vegetables Restaurants』は、それとはまた違って、大声で叫んじゃうくらい嬉しい!」というのが桑木野のコメント。
もともと桑木野は里山十帖に来る前ヴィーガンだっただけに野菜へかける情熱は特別。野菜、そして植物性発酵食品の旨味に対する味覚センスは、我々が言うのもなんですが、抜群です。
今でこそ魚や肉も料理しますが、里山十帖の料理の考え方は「野菜が持つ繊細な味覚の小宇宙を表現すること。その上で野菜(山菜)を食べて育つ肉の味覚と合わせたり、海に流れ込む森の恵みで育った魚や貝などと森の幸を出会わせ、味覚を融合させること」。全ての料理にサステナブルの大前提である「野菜」(山菜)への思想があり、その上で新潟・魚沼の風土と文化である発酵の旨味への敬意があり、そして新潟の豊かな食材と出会う喜びがあり、最終的にオリジナリティやクリエイティブの追求へと広がります。
11月にバルセロナで行われる授賞式にも参加しますが、10月下旬から授賞式にかけて世界ランキング100位までが発表されるようです。
アワードを受賞できるのか、世界ランキング100位に入れるのかはわかりませんが、ノミネートされただけで、里山十帖内はクリスマスとお正月が同時に来たくらいの感じ。
応援頂いている皆さま、本当にありがとうございます!!!
https://weresmartworld.com/nominees-we%E2%80%99re-smart…
ゴ・エ・ミヨ オーストリアのイベントに参加します!
「ゴ・エ・ミヨ」オーストリアが開催する「Genuss messe」というイベントに、日本人シェフ代表として里山十帖の桑木野恵子が招待されました! 9月17日、18日の2日間、オーストリアだけでなく、ヨーロッパ各国からシェフが集まるこの祭典。なんと、5トック、19点シェフだけで5人も集まる、ちょっと凄いガストロノミーイベントです。
日本人で招待されたのは桑木野だけ。正直「なぜ? もっと日本の料理界には凄い人がたくさんいるのに?」と半信半疑でしたが、現地の意向としては「日本の風土を自由に表現する料理人が良い」ということのようで、22年版ゴ・エ・ミヨ ジャポンの「テロワール賞」受賞が招待の決め手になったようです。
正直、スタッフ一同、身が引き締まる思いというか「心配で、ドキドキ」ですが、一方でローカルガストロノミーをコンセプトにした里山十帖の料理をヨーロッパでも認めていただいたことは大変嬉しいこと。オーストリアでも里山十帖のコンセプトの下、オーストリアの野菜でオーストリアと日本の風土を掛け合わせた料理をご提供したいと考えています。
もし9月17日、18日前後にヨーロッパへ旅していている方がいらっしゃれば、ぜひウィーンで開催されるこのイベントにご参加ください!
(桑木野は18日の夕方に料理をご提供する予定です)
なお里山十帖は、桑木野がオーストリアに行っている間、副料理長の山中が本気で料理を作ります。基本的に桑木野の料理を忠実に表現していますが、少しだけ山中カラーが出ていますので、そちらの料理もぜひお楽しみください!
https://www.gm-events.at/genussmesse-programm-2022
ナスの季節が始まっています!
夏から秋、里山十帖のスペシャリテといえば「ナス料理」。
県民にもまだあまり知られていませんが、新潟はナスの作付面積日本一。伝統野菜(在来種)も多く、24種類以上のナスがあると言われています。里山十帖では、この季節、毎日数種類のナス料理をご提供しています。
もしナスがたくさん出てきても、「手抜きだ」なんて言わないでくださいね。ご提供しているナスはすべて品種が違うんです。異なる品種を集めるのはとっても大変。里山十帖では伝統野菜の契約栽培を進めていますが、安定供給への道のりはほど遠く、今日もあちこちの農家さんからナスを集めてきています。
「今までナスが嫌いだったのに食べられた!」
「ナスとは思えないほど美味しかった!」
「いろいろなナスがあってびっくりした」などなど、ナス料理を目当てに毎年来てくださるお客様も少なくありません。
東京や京都の名店では食べられないものを。でも田舎料理とは違うものを。
私たちの「もてなし」とは、いかにその季節の新潟の風土を感じてもらえるか、ということ。お客様には見えにくい地味な部分も多いのですが、今日も桑木野をはじめ、キッチンスタッフは精一杯、努力しています。
地味だけど滋味。里山十帖のメインディッシュは「ごはん」ですが、「数種類のナス料理」もメイン級。ぜひ、山菜料理に次ぐ人気の「ナス料理」を食べに来てください!
【里山十帖(本館)予約状況】
なんと、明後日8/18に、直前キャンセルによる空室が1部屋出ております!
また、8/30以降から9月にかけては、平日を中心にポツポツと空室がございます。
【里山十帖 THE HOUSE [IZUMI] 予約状況】
1日1組限定。古民家一棟貸し切りのこちらも、8月の空室は残りわずかとなっています。
最大7名様までお泊まりいただけますので、仲の良いお友達同士や2世帯3世帯のご家族にもおすすめです!
ご予約はお電話でも承っております。
☎︎ 0570-001-810(12:00-17:00)
※2022年8月16日時点の空室情報です。