Organic & Creation
早苗饗 −SANABURI−

Organic & Creation 早苗饗 −SANABURI−

いちばん大切にしていることは食材の力を感じていただくこと。
体がスーッと軽くなる料理です。
もちろん食事だけのご利用も大歓迎です。

ごあいさつ

田植えが終わったあと、その年の豊作を祈るのと同時に、 田植えに協力してくれた人々をもてなす饗応のことを、「早苗饗 /さなぶり」と言います。
『早苗饗 −SANABURI−』は、 そんな伝統を大切にしながらも、ジャンルにとらわれない新しい饗応料理を目指したレストラン。テーマは「大地の恵みを感じていただくこと」「食材の力を感じていただくこと」。コースのほとんどが野菜か山菜の料理です。里山の恵みである山菜、生産者が手塩にかけた"力のある野菜"、おじいちゃん、おばあちゃんが細々育て続けている伝統野菜……。
料理を担当するのは「ミシュランガイド関西」で三ッ星を獲得している京都「吉泉」で修業したチーフ・フードクリエイターと、スリランカでアーユルヴェーダを学んだヴィーガン料理に長けたシェフ。さらにクリエイティブ・ディレクターの岩佐十良のアイデアが融合して、『早苗饗 −SANABURI−』ならではのお料理をご提供しています。旅慣れた方からは「えっ? 本当に野菜ばっかりなの?」と驚かれることも多いのですが、私たちは一般的な旅館料理のような豪華食材のオンパレードにするつもりはありません。東京や京都では食べられない味、新潟・魚沼ならではの味。従来の旅館料理とはまったく異なる、『早苗饗』ならではの味をどうぞお楽しみください。

  • ※ 3日前までのご予約で、ベジタリアン、ヴィーガン、マクロビオティックにも対応いたします。内容により追加料金がかかる場合があります。事前にお問い合わせください。ただしマクロビオティックは陰陽のバランスまで考えたものではなく、砂糖、乳製品、卵を使わない玄米菜食メニューとしてご提供します。
  • ※ お食事だけのご利用も大歓迎です。昼は6名様、夜は2名様からご予約をお受けいたします。メニューは昼・夜共通です。

コンセプト

生産者の“想い”が詰まった食材。

「使っている食材はすべて有機JAS認証を得ているものですか?」。こんなご質問をよくいただきます。答えは「いいえ」。私たちが目指している料理は、"認証を並べる料理"でもなければ、"認証を得るための料理"でもありません。目指しているのは、力のある食材を感じていただくこと。そして生産者の想いを食材から感じていただくこと。必然的に「オーガニック」という理念をもって生産に取り組んでいる食品が多くなります。それは"認証"や"規格"ではなく、細かな生産方法の違いでもありません。私たちが大切にしているのは"想い"。ですから、無農薬だけでなく減農薬の野菜を使うこともありますし、さまざまな農法に優劣をつけるつもりもありません。
とかく人間というものは、ひとつの物事にのめり込むと、排他的になりがちです。消費者が「有機JAS認証を得ていなければ、オーガニックとは言えない」と言えば、生産者は「あの農法はオーガニックの理念からはずれている」と言ったりします。ともに目指しているのは、安全で美味しい食品のはずなのに……。私たちは特定の政党や宗教とは一切関係ありません。雑誌を長くつくっていた私たちにとって、「中立・公平」はいちばん重要なこと。だからこそ、「オーガニックな想い」を、つねに中立的な立場で伝えていけると考えています。

築後150年。総欅、総漆の古民家。

九州の黒川温泉や由布院温泉の魅力のひとつが古民家を上手に使った演出。そのほとんどが実は新潟から移築されていることをご存じでしょうか。太い梁と柱は雪の重みに耐えるためのもの。実は新潟の豪雪地ならではの建造物です。早苗饗のメインダイニングは築150年、この地でもひときわ大きく立派な古民家をリノベーションしています。抱えられないほどの太い柱や梁。「これでもか!」というほどに組まれた重厚な小屋組。しかも目に見える部分は総欅、総漆塗り。京都の数寄者がつくった建築が瀟洒であるのに対して、新潟の匠がつくった民家は「豪奢」という言葉がぴったりです。
降っている時はさらさらでも、積もり積もって圧縮された雪は氷の塊そのもの。それが3メートルを優に超すのです。もちろん雪下ろしは何度もするのですが、家がつぶれないためには、これだけの太さが必要だったということ。夏はすっぽり雪に覆われた姿を想像しながら、冬は地形すらわからなくなる豪雪に圧倒されながら、どっしりとした古民家の迫力をお楽しみください。もちろん、現代ではつくる大工がいないだけでなく、これだけ太い材料を入手することは困難です。

北前船で運ばれた150年前の器。

魚沼という地は、雪に閉ざされた僻地のような印象を持つかもしれませんが、実は江戸時代から大変豊かな土地だったようです。北前船の寄港地としては最大規模だった新潟港には、日本一の大河、信濃川が注ぎます。川を上る小舟には九州・唐津からの伊万里焼きが大量に載せられ、下る小舟には越後上布や小千谷縮などが積まれていました。そのため、「旦那衆」と呼ばれた事業で財をなした人々の蔵からは、北前船で運ばれた骨董品が多数出てきます。婚礼や家の建前など祝い事だけに使われた、木箱で大切に保管されていた器。早苗饗では、この建物が建てられたのとちょうど同時期、幕末から明治期の錦手、 伊万里の印判といった骨董を使用しています。古い蔵で眠っていた、初めて市場に出る骨董品を"うぶだし"と言いますが、うぶだし専門の業者(骨董品店が仕入れる問屋さんのような存在)は言います。「最近、明治のものもめっきり出なくなってきた」。早苗饗では現代作家さんの器も多数使っていますが、古いものと新しいものの競演を存分にお楽しみください。

営業時間

昼 12:00〜14:30
6名様以上で3日前までの予約制・最終入店 12:30
夜 17:30〜、19:45〜
二部制・食事のみの場合は2名様以上で前日までの予約制
朝 8:00、8:30、9:00、9:30の予約制
食事のみの場合は2名様以上で3日前までの予約制
  • ※ コース内容・料金は昼・夜とも同じです。

そのほか、よくご質問いただくこと。

Q. 日帰り(食事のみ)での利用はできますか?
A. 昼は6名様以上で3日前までの予約制、夜は2名様以上で前日までの予約制で承ります。内容・料金は昼夜同じです。なお日帰りでのご入浴は、昼は清掃時間と重なるため、夜はご宿泊のお客様への配慮から受け付けておりませんのでご了承ください。
Q. ベジタリアン・ヴイーガン・マクロビオティックに対応してもらえますか?
A. 3日前までのご予約でベジタリアン・ヴイーガン・マクロビオティックにも対応いたします。お料理のほとんどは植物性の原材料ですが、だしには動物性原料(鰹本枯節等)をしております。ごはんは白米か玄米をお選びいただけます。玄米をご希望の方は浸水時間の関係で、前日までにお申し付けください。
Q. 個室での食事は可能ですか?
A. 築150年のレセプション棟に格式ある個室が2室あり、記念日に最適です。ご利用料金として、飲食代合計の10%をサービス料として頂戴しております。また古民家部分ではありませんが、プライベートダイニングには個室が5室あり、こちらはサービス料ナシでご利用いただけます。どちらも先着順のご予約制です。ご希望の方はお早めにお申し込みください。
※プライベートダイニングは完全な個室ではありません。隣の音が聞こえますのでご了承ください。
Q. 貸切での利用は可能ですか?
A. はい。食事利用の場合は、昼のみ全館貸し切りが可能です。また宿泊をしての企業研修や役員会なども多数行われています。お気軽にご相談ください。

アレルギー対応

アレルギーに関してはできるかぎり対応しておりますが、完全に外しきれない可能性があります。重篤な症状が出る方への対応はできませんのでご了承ください。