「尾瀬？」と思う方も多いかもしれませんが、実はけっこう尾瀬へ行くのに便利な魚沼。尾瀬沼に直接アクセスできる「魚沼尾瀬ルート」もあったりするんです。途中の船やバスの本数が少ないため時間の制約があるものの、尾瀬沼へ日帰りで行けるのがなにより魅力です。
でも。里山十帖でおすすめしているのは、一般的な「鳩待峠」ルート。のんびりチェックアウトして、東京方面に帰る途中で尾瀬へ、というルートをオススメしています。
朝11時に里山十帖を出ると、関越道の沼田インターに着くのが11時45分頃。尾瀬戸倉の駐車場に着くのが12時30分頃。乗合タクシーで鳩待峠に着くのは13時頃です。
この時間になると、入山する人がほとんどいません。片道通行の登山道は朝早いと「渋滞」することもしばしばですが、午後ならすいすい。尾瀬ヶ原の「山ノ鼻」までは約45分（帰りは登りのため約1時間）、ストレスなしで歩けます。
尾瀬ヶ原の散策も人影まばらで気持ちいいことこのうえなし。午前中の喧噪がウソのようです。
ただし。気をつけてもらいたいのが帰りの時間。鳩待峠からの最終乗合タクシーは17時頃。これに乗り遅れるとかなり高額な一般タクシー代になってしまいます。
また、午後から尾瀬ヶ原散策を楽しめるのは、天候の安定している日限定。7月中旬から午後は雨になることが多くなるので、あまりおすすめできません。とくに雷雨が多くなる8月はやめたほうが無難。逃げ場のない広大な尾瀬ヶ原での雷はかなり危険です。
ということで、午後の尾瀬散策は6月いっぱいと10月以降がおすすめ。写真は昨日の尾瀬。水芭蕉はほぼ終わりですが、新緑も美しく、花も咲いていて、とっても気持ちいいですよ！
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