晩秋の料理・9品目!
実はメインディッシュ。日本一のコシヒカリ。
いわずと知れた米の産地、新潟・魚沼。「魚沼のなかでも南魚沼」「南魚沼でも西山地区」、「西山でも君沢・大沢・樺野沢が極上」といわれています。西山地区というのは魚野川左岸、標高600から1000メートルの小さな山脈の麓一帯のこと。東西の幅約100メートルから1キロ、南北の延長距離は約30キロ。なかでも「抜群に煮美味しい」といわれているのが、君沢・大沢・樺野沢の周辺で、幅200メートル、延長距離は約3キロというごくわずかな地域です。
ブルゴーニュのワインに例えるならばロマネコンティのような田んぼ。収穫される米はごくわずかであるのはもちろん、「西山産」としては流通しません。
里山十帖で皆さまにご提供しているお米は、「ミシュランガイド東京」三ッ星「日本料理 かんだ」の神田裕行さんが「この米に惚れた!」という、鈴木清さんという生産者のお米。鈴木さんはオーガニックや無農薬、有機JASという規格にはまったく興味がないのですが、鈴木さんの田んぼにはタニシやカワニナがごろごろ。夏になると鈴木さんの田んぼにだけホタルが飛びます。
そんなお米をさらに美味しくするために、収穫と天日干しは里山十帖&自遊人のスタッフが行っています。この行事も早10年。震災のあと天日干しをしない年もありましたが、極上の甘みと香りをさらに引き立たせるために、毎年、スタッフ総出で行っています。
もちろん保管方法も手抜かりはありません。収穫後は契約している雪室で保存。湿度100%、室温3度という雪室はお米を乾燥させず、翌年夏まで新米のような美味しさを保つのです。
そんなお米を一組ずつ土鍋で炊き上げるのが里山十帖のメインディッシュ、「日本一のコシヒカリ」。最初は炊きあがったばかりの「煮えばな」をひとくち。そして蒸らして一膳。
お腹いっぱいなのに食べられてしまう、魔力をもったお米です。
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