「絵本と木の実の美術館」 岩佐十良
「大地の芸術祭の常設作品&施設でいちばん好きなものはなんですか?」
スタッフに聞かれたので「絵本と木の実の美術館」と答えたら、「ええええーえっ! 岩佐さんってそんな顔して純粋なんですね」と言われました。
はてさて、このリアクションをどう考えたらいいのかは別として、「絵本と木の実の美術館」、すごくのんびりした空気が流れていて最高の場所です。
絵本作家の田島征三さんが、廃校になった木造の小学校校舎をまるごと立体絵本にした作品。おもに流木と木の実でできているのですが、写真よりはるかに現物のほうが力強く、躍動感があって、しかも優しい空気を醸しているのです。
館内にはカフェも併設されているので、のんびりするには最適。木造校舎の雰囲気と相まって、何時間でもいられそうな場所です。
「絵本と木の実の美術館」は、里山十帖から車で約30分。場所的には十日町市街からも比較的近く、行きやすい場所にあります。顔に関係なく、純粋な心を持った人におすすめですよ。
【絵本と木の実の美術館】
https://ehontokinomi-museum.jp/
営業時間 4月~9月10:00~17:00(最終入館16:30)
10月~11月 10:00~16:00
料金 企画展大人700円 小中学生300円
休館 水曜・木曜(8月は3(水)、24(水)、31(水)のみ休館)
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