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「魚沼・食の学校」でご講演いただいた中村孝則さんの記事のご紹介

今年6月4日、里山十帖を会場に行われた「魚沼・食の学校」。ご講演いただいた中村孝則さんの記事です。

新潟には京都や金沢にはない、生活に根付いた「本当の伝統野菜」や「発酵食文化」が残っています。さらに新潟湊が北前船最大の寄港地だったことや、廃藩置県後に新潟県が東京を超える日本最大の人口を有したことからもわかるように、高い文化も残っています。なぜ高い文化と伝統食が併せて残ったのか。その理由は「物流が海路から陸路に変わり、つまり日本海側から太平洋側に変わり、さらに太平洋側から見た日本海側は山と雪に閉ざされていたから」。つまり150年の間、タイムカプセルに封印されたかのごとく、眠っていたのです。

これからの日本は、新潟を含めた日本海側にこそガストロノミーの可能性があります。封印されていた食文化を解き放ち、ガストロノミーに昇華させれば、世界の人々が日本海側の都市に注目することでしょう。その先鞭として、2019年10月〜12月、新潟・庄内デスティネーション・キャンペーンが開かれます。テーマは「日本海ガストロノミー」。今年の10月〜12月はプレ・キャンペーンです。

里山十帖の料理は世界のトップレストランと比べれば足下にも及びませんが、地元の食材と食文化を大切にして、新潟の歴史と風土、文化を料理に表現したいと考えています。デスティネーション・キャンペーン関係者の皆さん、そして新潟を含め、日本海側にお住いの皆さん、ぜひこの記事を読んでみてください。皆さんで力を合わせて、日本海側を盛り上げていきましょう!

朝日新聞デジタル&W
https://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2018082489631.html

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