
皆さんは自宅でどんな椅子とソファをお使いでしょうか? 里山十帖では国内外のたくさんの名作チェアを展示・販売していますが、今回、なんとハンス・ウェグナーの代表作、「ベアチェア」を3台も同時に展示する「特別展」を行います!
ご存知の方も多いと思いますが、このベアチェア、作業工程が複雑で1脚を仕上げるのにあまりに時間がかかるため、本国のデンマークでも制作本数が限られているため入手しにくい名作中の名作。工業製品でありながら、工芸品であり、アートでもある特別なリラクゼーションチェアなのです。当然ながら日本で実物を展示している家具店はわずか。「あったとして1点」というのが現実です。
そんな貴重なベアチェアがなんと3脚も同時に里山十帖にやってきます。「同じ椅子が3脚あっても意味ないのでは?」と思った方、違うんです! ベアチェアは生地によって座り心地がまったく違うんです。内部が繊細なだけに、張り地によって身体のホールド状態まったく違うのですが、それを今回、3つの張り地でご体感いただけます。
日本ではかつてなかった特別企画。ppモブラー(ハンス・ウェグナーの作品)を扱うディーラーから厳選して、巡回展が開かれています。当然、新潟では里山十帖だけ。関東甲信でも里山十帖だけで開催される特別展です。
お値段は少々張りますが、あの包み込まれるような座り心地の椅子に、一生、座れると思えばけっして高くはありません。自動車は年数が経てば価値がゼロになりますが、ベアチェアはほとんど値下がりもせず、むしろ上がっている状況なのです(※値上がりを保証するものではありませんし、そのために購入をおすすめするわけでもありません)
日本に椅子文化が入ってまだ150年ちょっと。日本にもいい椅子が増えてきましたが、デンマークの家具、とくにppモブラーの手作り家具は特別。やっぱりウェグナーの椅子は座り心地抜群です。
そしてなんと。この期間にご宿泊いただくとベアチェア3台を実際に試していただけるのはもちろん、期間中にご成約いただくと、里山十帖のVilla棟でもご利用いただける、1泊2食最大4名様分の宿泊券をプレゼント(30〜60万円相当)。同時にppモブラーのその他の商品をご成約いただいた方にも、金額に応じて宿泊券等をプレゼントします。ベアチェア&ppモブラーの製品は定価販売が原則なので、今回だけの特別企画です。ぜひ皆さん、ベアチェアに座りに、里山十帖にお越しください。
ベアチェア特別展示
2025年10月1日〜10月31日
展示会場/ 里山十帖内 THEMA(ショップ)
pp19 パパベアチェア/ Papa Bear Chair
pp mobler
デザイナー: Hans J. Wegner
1951年、デンマークを代表するデザイナーであるハンス J. ウェグナーにより発表された「pp19」は、通称「ベアチェア」と呼ばれ、大きなクマが両手で座る人を包み込むようなユニークなフォルムが特徴的です。世界最高峰の家具工房、ppモブラーで製作されています。1953年に創業した同社は、ハンス J. ウェグナーとの長きに渡るパートナーシップにより、「ベアチェア」をはじめ、「ザ・チェア」「サークルチェア」など、歴史に残る名作を数々生み出してきました。なかでもこの「ベアチェア」は、現行の椅子の中でも最高峰の一脚とされています。その造形を高い技術で具現化するのが、 ppモブラーの職人たち。卓越した技術と手間を惜しまぬ手仕事で、1点ずつ丁寧に仕上げています。職人の技と稀有な造形美が、「ベアチェア」だけの特別な座り心地を実現しているのです。
Detail
ベアチェアは、中材に麻や馬の毛、乾燥したヤシの繊維などの天然素材を使用し、構造にはパイン、ビーチなどの無垢材をネジ留めなしで組み上げています。また、生地の張りも、熟練の職人による手仕事で1点ずつ行われています。熊の手のように特徴的なアームやミニマルな脚に、職人の手で削り出す、なめらかで美しい木目が浮かび上がります。
Order
ベアチェアは、完全オーダーメイドです。張り地から座面のクッション、脚やツメの樹種、ステッチやくるみボタンまで、木材は5 種、テキスタイルは100種類以上の中から、お好みの色や素材で仕上げることができます。少数精鋭の職人が、1点つず手仕事で組み上げるため、オーダーから納品までお時間をいただいていますが、至高の一脚のために、惜しみない手間と情熱を注いでいます。なおご注文からお届けまで最短6ヶ月、最長1年程度かかります。





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