六品目の料理は「豊穣の海」と題した一皿。新潟の海が豊かなことは皆さんご存知のとおり。山々から豊かな水が流れ込みプランクトンが豊富。とくに佐渡沖は海流も早いため、日本海でも有数の漁場になっています。
里山十帖では県内各地の漁港から魚を仕入れていますが、今の季節、特別な味は佐渡の荒波に揉まれた「黒海苔」です。
「海藻ってこんなに豊かな味がするんだ!」
と、口にすれば誰もが思うはず。左側は新潟を代表する魚「柳カレイ」で薹菜(とうな)を巻いたもの。本来はこちらが主で黒海苔は付け合わせ的なものですが、黒海苔も負けない味。これもまた、他の宿や店ではなかなか食べられない「地味だけど滋味」な一品です。
ちなみに里山十帖の料理はほぼ毎日のように何かが変わります。それは本当に貴重な食材をあちこちから集めているため。柳カレイはほぼ毎日のように仕入れられても、「黒海苔」の入荷はその日次第。入荷がない場合はごめんなさい。でも違う滋味が皆様をお待ちしています。
【里山十帖 空室情報】
今週の平日にはそれぞれ1〜3室の空室があります。
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